瀬戸の街を訪ねる

瀬戸物の語源となった陶磁器の町、愛知県瀬戸市の中心部を訪ねました。

名鉄尾張瀬戸駅を出たら、瀬戸川を渡り、瀬戸蔵に向かいます。瀬戸蔵は瀬戸市が運営する「産業観光」「市民交流」のための施設で、中に陶磁器を販売するお店や、瀬戸蔵ミュージアムがあります。

瀬戸蔵
瀬戸蔵

瀬戸蔵ミュージアムの入り口を入ると、まず迎えてくれるのはレトロな瀬戸電。当時の尾張瀬戸駅も再現されています。

瀬戸電
瀬戸電

瀬戸蔵ミュージアムの中には、瀬戸物づくりの工房の様子や、瀬戸の窯業の歴史などが展示されています。

瀬戸蔵ミュージアム
瀬戸蔵ミュージアム

瀬戸蔵ミュージアムから近いところにある瀬戸市新世紀工芸館。こちらはモダンアートの展示スペースで、入場は無料です。展示内容は随時変わります。

瀬戸市新世紀工芸館
瀬戸市新世紀工芸館

瀬戸市新世紀工芸館の近くにある Art Space & Cafe Barrack。カフェとギャラリーを兼ねています。ランチはお手軽値段ですが、おいしいです。

Art Space & Cafe Barrack
Art Space & Cafe Barrack

次に訪ねたのは招き猫ミュージアム。レトロな建物に赤い大きな招き猫が目印です。残念ながら中は撮影禁止です。かわいい招き猫でいっぱいでしたが、個人的には招き猫に興味がないので…

招き猫ミュージアム
招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムの近くにあるのが末広町商店街。ここもレトロ感あふれる商店街です。他の古い商店街同様、かなりシャッターが下りています。

末広町商店街
末広町商店街

末広町商店街を抜けて東のほうに静かな道を歩いていくと、窯垣の小径に至ります。窯垣は、使わなくなった窯の道具を使って作る壁などの総称で、昔はこの小道を通って陶磁器が運ばれていたそうです。

窯垣の小径
窯垣の小径

両側の壁が不要になった陶器などで作られています。この辺りは小道が入り組んでいて、うっかりすると私道に入り込んでしまいます。

窯垣の小径
窯垣の小径

窯垣の小径が終わるあたりにある丘陵地帯が洞窯跡の杜。かつてはこの辺りに登り窯が3基あったそうです。下の写真、手前が登り窯の一番下の部分。上に向かって段々が作られていたことがわかります。

洞窯跡の杜
洞窯跡の杜

窯跡の杜から下の車道は通称洞街道。ここに、瀬戸市の指定有形民俗文化財になっている登り窯、洞本業窯があります。その隣には窯横カフェというカフェがあり、お茶でもしようかと思ったら「完全予約制」と書かれていました。ランチのみの営業なのでしょうか。

窯横カフェ
窯横カフェ

こちらが洞本業窯。企業が持っている私有地なので、見学には注意が必要です。奥の方は立ち入り禁止です。

洞本業窯
洞本業窯

続いて宝泉寺に向かいます。宝泉寺には珍しいなまこ塀の山門があります。

宝泉寺
宝泉寺

宝泉寺で有名なのは陶製の十六羅漢像。本堂の奥にあります。上がり込んで拝観しました。また、寺の入り口付近には陶彫の祖と呼ばれる渡辺幸平の墓があります。この陶彫がのちの瀬戸のノベルティグッズの礎となったとか。

宝泉寺の陶製十六羅漢
宝泉寺の陶製十六羅漢

続いて向かったのは瀬戸川を渡った対岸の丘陵にある陶祖公園。ここには陶祖加藤四郎左衛門景正(通称 藤四郎)を記念する陶器でできた陶祖碑があります。これは最近のものではなく、慶応年間の1867年に作られた陶製の碑で、この種のものとしては日本最大級とか。周囲には漢文を現代語訳した解説板があります。また陶祖碑に関する興味深い解説をご覧ください。

陶祖碑
陶祖碑

陶祖碑のある公園から斜面をおり、西に向かうと陶彦神社。ここにも陶祖 藤四郎が祀られています。

陶彦神社
陶彦神社

稲荷社を挟んた西側にあるのが深川神社。奈良時代771年の創建です。本殿の彫刻は文化・文政年間に諏訪の名工・立川和四郎が手がけたものだとか。

深川神社
深川神社

深川神社前の商店街は、昔ながらの門前町の風情です。

深川神社の門前
深川神社の門前

深川神社近くの法雲寺には、陶製の梵鐘が保存されています。これは戦時中に梵鐘を軍に供出したため、代わりとして陶器で作ったものだとか。果たしてつけるのでしょうか。

法雲寺の陶製梵鐘
法雲寺の陶製梵鐘

そして銀座通り商店街。商店街の中にも陶磁器を売るお店が何軒かありますし、飲食店もあります。

銀座通り商店街
銀座通り商店街

商店街から坂を上ったところにあるのが古民家の無風庵。瀬戸の陶芸の確立に大きな足跡を残した工芸家・藤井達吉ゆかりの草庵だそうです。もともとはこの地にあったものではなく、小原村(現在は豊田市)から茶室としてこの地に移築されたものだそうです。

無風庵
無風庵

無風庵の少し下にあるのが 古民家 久米邸。こちらは明治期の建物で、ギャラリーやカフェとして利用されているはずですが、コロナ禍のためか、営業している様子はありませんでした。

古民家 久米邸
古民家 久米邸

さて、瀬戸の見学はここまで。あとは陶磁器のお店を冷かしながら、尾張瀬戸駅へ戻ります。

この記事は以下のサイトをもとに作成しました。

近江八幡

滋賀県の近江八幡は、豊臣秀吉の甥、豊臣秀次(当時は羽柴秀次)が1585年に築城した八幡山城の下に開けた城下町で、近江商人で栄えた街です。また近代では、アメリカ人英語教師ヴォーリズの活躍により、洋風建築が作られたのみならず、メンソレータムの近江兄弟社や、クラブハリエのバウムクーヘンなど、新たな産業も育成されました。

この日は、近江商人の暮らした城下町から、水郷の八幡堀八幡山城跡を訪ねました。八幡山城は続日本100名城に選ばれていますが、豊臣秀次の次に京極高次が城主となったものの、1595年には廃城となっており、わずか10年しか使われなかったそうです。その後近江八幡は天領となり、織田信長安土城城下町を引き継ぐような形で、商業が発展しました。

JR近江八幡駅を降りたら観光案内所がありますので、観光地図をゲット。まずは駅前から八幡山城のほうにまっすぐのびる小幡町通りを進みます。

八幡山城跡に向かう
タネヤ八幡山城跡に向かう

ほどなく、左側にクラブハリエ近江八幡店たねや近江八幡店。一つの店舗の中が和菓子コーナーと洋菓子コーナーに分かれています。買い物しようかと思いましたが、レジ待ちの人が多かったのでパス。岐路に立ち寄って購入しました。

クラブハリエ近江八幡店のキッチン
クラブハリエ近江八幡店のキッチン

しばらく歩くと右手に西光寺。織田信長供養塔があります。寺伝によれば、京都本能寺で没した織田信長のあごの骨が分骨されたとのこと。また円山応挙作の「芦鯉の図」などが保管されているそうです。

西光寺の織田信長供養塔
西光寺の織田信長供養塔

続いては脇道のそれ、近江八幡市立八幡小学校。建物は大正時代の風情ある洋館です。ヴォーリズ建築事務所が改築を担当したとか。元の設計はヴォーリズではないようです。

近江八幡市立八幡小学校
近江八幡市立八幡小学校

その先にあるのが池田町洋風住宅街(ヴォーリズ建築群)。ヴォーリズも住んでいたという、大正時代のアメリカンコロニアルスタイルの住宅が数軒並んでいます。写真右側はウォーターハウス記念館といい、1913年のもの。ウォーターハウス氏は、ヴォーリズ氏の協力者で、この家に住んでいたそうです。

池田町洋風住宅街
池田町洋風住宅街(ヴォーリズ建築群)

池田町洋風住宅街を見学したら新町通に向かいます。新町通はかつて近江商人たちが屋敷を構えたところ。現在でも当時の面影が色濃く残っています。

新町通と京街道(朝鮮人街道)との角にあるのが旧伴家住宅。伴家は江戸時代に京都、大阪、江戸にも店を持っていた豪商だったそうです。旧伴家住宅、近江八幡市立歴史民俗資料館、近江八幡市立郷土資料館、旧西川家住宅の共通入館券が割安です。旧伴家住宅は大きく、明治維新後は学校や図書館として使用されたこともあったそうです。

旧伴家住宅大広間
旧伴家住宅大広間

旧伴家住宅の向かいにあるのが近江八幡市立歴史民俗資料館近江八幡市立郷土資料館。どちらも小さな資料館ですから、さっと見ることができます。

近江八幡市立郷土資料館
近江八幡市立郷土資料館

風情ある新町通を少し進みます。旧西川家住宅が左側にあります。

近江八幡旧西川家住宅
近江八幡旧西川家住宅へ向かう

旧西川家住宅は江戸中期1706年の建築で、重要文化財に指定されています。なお西川家は300年続いたのち、昭和初期に断絶したそうです。

旧西川家住宅の内部
旧西川家住宅の内部

そのすぐ先が八幡堀。豊臣秀次は八幡堀に八幡山城の堀だけではなく、水運用の運河の機能を持たせ、琵琶湖を往来する商船を寄港させたそうです。これが近江八幡の発展の礎となりました。しばしお堀沿いを散策しましょう。

近江八幡 八幡堀
近江八幡 八幡堀

周辺には飲食店も数多く、また船で運河めぐりをすることもできます。この日は時間の都合で船はあきらめました。

八幡堀の遊覧船
八幡堀の遊覧船

八幡堀には橋がいくつかかかっていますが、代表的なものは白雲橋でしょうか。その白雲橋のすぐ南側にあるのが白雲館。見ただけで歴史的な建造物だとわかるデザインです。明治10年に民間の寄付で、教育のために作られ、小学校として使われていました。

白雲館
白雲館

白雲館から橋を渡ってすぐのところが日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の入り口です。誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比売神(ひめかみ)を祭神とする神社で、創建年代は不明ですが、第13代成務天皇即位の時と伝わっているそうです。三神の木造など、国の重要文化財がいくつかあります。また、日牟禮八幡宮の祭り、左義長まつりが有名です。

日牟禮八幡宮
日牟禮八幡宮

八幡山を登る八幡山ロープウェイの駅は日牟禮八幡宮に隣接しています。八幡山縦走コースの登山口は、たねや日牟禮乃舎のある角を入った山すそにあり、案内板が立っています。

八幡山ロープウェイ
八幡山ロープウェイ

たねや日牟禮乃舎は古民家風の建物の、和菓子屋さん。お茶をしたり、ランチをいただいたりできるスペースもあります。季節限定メニューが出ることもあるようです。たねや日牟禮乃舎のメニューはこちらにありますが、季節限定メニューは掲載がないようです。(食べログで評価を見る

たねや日牟禮乃舎
たねや日牟禮乃舎

ロープウェイの山上駅から階段を登ると八幡山山頂展望館があります。近江八幡の町や、安土城跡、遠く伊吹山までが見渡せます。

八幡山山頂展望館からの展望
八幡山山頂展望館からの展望

八幡山城跡には現在、京都から移築された豊臣秀次の菩提寺、村雲御所瑞龍寺(むらくもごしょずいりゅうじ)が建っています。ですから、八幡山城跡ではあまり「城跡にいる」という感じはしません。

村雲御所瑞龍寺
村雲御所瑞龍寺山門

この記事は以下のサイトから抜粋編集したものです。

知多岡田の古い街並み

知多市の岡田は、かつて綿産業で栄えた町だそうです。今でも、古い街並みが残り往時の面影を残しています。

名鉄古見駅を起点に、少し山越えのような感じで車道を歩き、古い街並みで有名な岡田に入ると、慈雲寺があります。第七十二番札所です。慈雲寺の創建は1350年で、足利尊氏の側近だった一色氏五代当主の一色範光が開基しています。一色範光は当時大野城を居城としていたようで、一色範光の墓も慈雲寺の境内にあります。秘仏の本尊は千手観音像で、観音堂に祀られています。1660年再建の観音堂は、岡田地区では最古の建造物だそうです。

慈雲寺山門
慈雲寺山門

慈雲寺の山門を出ると、そこは岡田の古い街並みです。知多木綿の問屋、竹内宏商店が経営するchitacotton478 知多木綿アンテナショップがありますから、興味のある方は覗いてみると良いでしょう。写真左がアンテナショップ、右奥が慈雲寺です。

chitacotton478 知多木綿アンテナショップ
chitacotton478 知多木綿アンテナショップ

知多岡田の街並みは、落ち着いていて、それなりに風情があるものです。建物に説明版が付けてあるなど、地元の人たちが力を入れているのがわかります。

知多岡田の古い街並み

おかき屋辰心は名物岡田かつ丼が有名だそうです。ここはその名の通りおかきやあられを販売する店舗がメインです。竹新製菓という地元の会社が製造販売しています。残念ながらランチには早い時間帯だったので、買い物だけして岡田かつ丼はパスしました。次回は岡田かつ丼にチャレンジしたいと思います。

おかき屋辰心
おかき屋辰心

おかき屋辰心の少し東にあるのが五右衛門地蔵。昔この地で五右衛門という六部(諸国霊場を行脚する僧)が穴を掘って入定した地に建てられた地蔵だとか。伝説ですが。この近くには祭りの山車の倉庫や、阿弥陀堂などもありますから、昔から宗教的には重要な場所だったのでしょう。

五右衛門地蔵
五右衛門地蔵

帰路は名鉄古見駅に戻るか、朝倉駅でも距離的には同じくらいかと思います。

この記事は以下のサイトからの抜粋です。

岐阜市街を歩く‐岐阜三社、岐阜大仏、信長居館跡から河原町

JR岐阜駅の金ぴかの織田信長像を後に北に向かいます。まず向かうのは同じく金ぴか鳥居の金神社(こがねじんじゃ)。祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)。金神社では毎月最終金曜日、月に一日だけ御朱印の社名を金色にするそうですので、御朱印マニアの方はどうぞ。小金神社のホームページはこちら

金神社の鳥居
金神社の鳥居

小金神社から北へ歩いてすぐ、岐阜柳ヶ瀬商店街です。柳ヶ瀬商店街は通称で、柳ヶ瀬地区に集まる複数の商店街の集合体のようなものです。取材の日は午後から歩くことにして、商店街に入ってすぐのポーヤイというタイ料理屋さんでランチにしました。味は本格的とは言えませんが、手軽にランチを取ることができます。

ポーヤイ
ポーヤイ

柳ヶ瀬商店街は通過するだけ。今は引退したゆるキャラ、やなながまだ使われていました。

やなな
やなな

柳ヶ瀬本通りへと右折して、粕森公園の方、東方向に進みます。粕森公園からは水道山展望台を経て金華山に登る道もあるようです。

粕森公園
粕森公園

公園の脇にあるのが橿森神社。神社の裏手は岩場になっており、駒の爪岩と呼ばれて、伝説がある場所です。古代の磐座でしょうか。

橿森神社
橿森神社

このあたりは織田信長が楽市楽座を開いた場所に近く、信長神社もありました。ちなみにそれまで井ノ口だった地名を信長が岐阜に改めたのは、1567年だそうです。

信長神社
信長神社

道を北へと向かいます。山に沿ったなかなか風情のある道です。とても昭和な魚半食堂。すごいものが出るとは思えませんが、一度入ってみたくなるたたずまい。

魚半食堂
魚半食堂

すぐに鶯谷に出て、円龍寺があります。円龍寺の大イチョウは高山市国分寺の銀杏に次ぐものとして、岐阜県の天然記念物に指定されています。

円龍寺の大イチョウ
円龍寺の大イチョウ

円龍寺の隣には慈恩寺があり、地蔵堂が建っています。ここにあるのが藤原時代の木造延命地蔵菩薩像と、木造芭蕉像。ただし通常は公開されていないようです。

慈恩寺の地蔵堂
慈恩寺の地蔵堂

寺社が多い一帯をさらに北上すると、東に切れ込んだ谷の奥にあるのが伊奈波神社。祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)、古事記・日本書紀によると第十一代垂仁天皇の長男で、伊勢神宮を創建した倭姫命の兄とされています。伊奈波神社は金神社や橿森神社と比べると、ずいぶん大きな神社です。

伊奈波神社
伊奈波神社

さらに北上し、かつて市電が走っていた大通りに出ると常在寺。斎藤道三が菩提寺とし、その子、斎藤義龍斎藤龍興を含めた斎藤氏3代の菩提寺です。

常在寺
常在寺

次は岐阜大仏のある正法寺。正法寺の建物(大仏殿)は濃尾大震災でもびくともせず、のちの耐震建築の参考になったとか。

正法寺大仏殿
正法寺大仏殿

岐阜大仏の解説は岐阜観光コンベンション協会のホームページから引用しておきます。

日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。

天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。

堂の高さ25.15m、廻り19.39m、仏像は坐像で、高さ13.7m、耳の長さ2.1m、鼻の高さ0.4m。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています。

https://www.gifucvb.or.jp/sightseeing/detail_kankou.php?eid=00007
岐阜大仏

岐阜大仏から岐阜公園は目と鼻の先。岐阜公園では織田信長公居館跡の発掘現場を見て回ります。子どものころに岐阜公園には何度も来ましたが、当時は発掘もされておらず、織田信長がここに住んでいたとは知りませんでした。ルイス・フロイスもこの地を記録していますが、かなり壮麗なものであったようです。

織田信長公居館跡
織田信長公居館跡

瓦などの出土品の展示がある信長居館発掘案内所に立ち寄って、少し歴史を勉強してから河原町へ。温泉旅館で日帰り温泉を利用しようかと思っていましたが、コロナのため閉まっていました。

岐阜河原町
岐阜河原町

ここからは岐阜駅まで歩いて帰りましたが、疲れていたらバスもたくさん出ています。

この記事は以下のサイトと内容を共有しています。

半分、青い。の舞台、恵那市岩村

大分依然岩村城跡は行きましたが、その時は岩村の町を端折ってしまいました。古い城下町だとは聞いていたのですが。NHK朝のテレビドラマ、「半分、青い。」の舞台になったことで人気が出てしまい、逆に足が遠ざかっていました。富田地区のハイキングに来たついでに岩村の町も歩いてみることにしました。

訪れたのは11月11日、平日です。コロナ禍の最中ということもあり、観光客は多くありません。それでもある程度の人出がありますから、「半分、青い。」の影響は大きかったんでしょうね。昔だったら閑散としていたはず。ちなみに、「半分、青い。」の撮影場所、いわゆる「聖地巡り」をしたい方は、いわむら観光協会のサイトにガイドマップがPDFでアップされています。

さて、車で来ましたから駐車場探しですが、国道257号線沿いにある第一駐車場へ行ったら、結構空いていました。人気の観光地になっているのに駐車料金は無料。少しくらい取ってもいいのに。

駐車場からは木村邸の裏手にある細い道をたどって街並みまではすぐです。

岩村の町並み

木村邸は無料で見学できます。古くからある豊かな民家、という印象。

岩村町 木村邸

岩村の町並みはこんな感じ。メインストリートが一本で、その両側に古い民家が並んでいます。

岩村の町並み

でも正直、古い民家も一軒見れば「もういいや」という気になりますし、お土産にカステラを買ったらあとは…もう少しお茶とか飲めるところがあると良いのですが。

松浦軒のカステーラ
松浦軒のカステーラ

街並みを岩村駅近くまで往復し、岩村城跡へと向かうことにしました。岩村城のある山は岩村の町の延長上にありますが、木々の色が変わりつつあり、なかなかきれいです。

岩村の町
岩村の町

町はずれにはこんな紅葉も。

岩村の紅葉
岩村の紅葉

岩村城下町・岩村城跡のハイキング・ガイドはこちら

愛知登文会 国登録有形文化財特別公開 2018

一宮市 墨会館
一宮市 墨会館

国宝や重要文化財のようにたいそうなものでなくとも、後世に残したい歴史的建造物を、国登録有形文化財として登録する制度があります。
愛知県は、全国で5番目、494件もの登録があるそうです。
この国登録有形文化財(建造物)を所有する方たちの情報交換の場として、愛知県では平成2 3 年、愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会(略称「愛知登文会」)が設立され、保存と活用、啓蒙のための活動をしています。
今年も秋に、県内50カ所の登録有形文化財において、普段公開されていない建物の公開や、専門家・所有者による建物解説を行います。
公開は、当日の時間を決めて自由に見学できる所や、事前予約制の所などいろいろあるので、見学を希望する時は、ホームぺージなどで要綱をよく見て応募しましょう。

http://www.aichi-tobunkai.org/kokai/2018/index.html

やっとかめ文化祭2018のまち歩きツアーへ!

名古屋の街を舞台にした「芸どころ・旅どころ・なごや」の祭典、「やっとかめ文化祭2018」の募集がスタートしました。
伝統芸能のストリートライブや、格式ある料亭でのお座敷遊びや芸能鑑賞、歴史や伝統文化を楽しく学べる「まちなか寺子屋」、名古屋の魅力を歩いて再発見する「まち歩きなごや」などなど、様々なイベントが繰り広げられます。普段行けないような場所に入れたり、体験できないようなことが体験できたり、見慣れた所でも、知らなかった歴史が聞けたりといろいろな発見ができます。「まち歩きなごや」は気軽に参加できるのでお勧めです。
人気の講座・コースはすぐに満席になります。お申し込みはお早めに!

名古屋やっとかめ文化祭2018あち歩きツアーのホームページ

中山道ぎふ17宿歩き旅2018

今や人気の街道歩き。
木曽路を含む中山道は今も往時の面影を色濃く残しています。
岐阜県には中山道67宿のうち、17宿があります。
そこで「中山道ぎふ17宿」をまるごとテーマパークに、グルメ、歴史、文化、芸能など様々な体験プログラムが楽しめるイベントが開催されます。
各プログラムの募集は、9月3日から始まっています。
人気のプログラムには、すでに満席のものも。
秋にウォーキングもかねていかがですか?

中山道ぎふ17宿歩き旅2018

街道歩きの参考には、このサイトも便利です。

街道歩きの旅「歴史の道」を歩く

レゴランド・ジャパンを楽しんできました!

レゴランドの入り口です
レゴランドの入り口です。

名古屋にオープンして1年となるレゴランド・ジャパンに行ってきました。子供も大きくなってしまい、大人二人連れです。

レゴランドの一番のネックは入場料の高さですが、割引のコースもいろいろあります。
愛知・岐阜・三重・静岡に住んでいれば、現在、ホームタウン1DAYパスポートが2018年7月13日まで販売されていて、大人料金が6900円のところが4500円になります。当日窓口で買えます。

中部電力のWebサービス「カテエネ」の会員なら25%オフクーポンがもらえ、大人は5100円になります。
新規登録ならレゴランド1DAYパスポート大人1名分(6,900円)ご購入で1名無料 となるクーポンもあるそうです。詳しくは中部電力のサイトを探してみてください。

また7日以上前に購入すれば6200円という割引もありまし、子ども連れのファミリーにはまた別の割引があるようです。

さていよいよレゴランドに入場ですが、平日に行ったので、来ている人は小さなお子さんを連れた家族連れか、海外からのお客さんばかり。乗り物は、制限があるものでもほとんど90cm以上ぐらいなので、小さな子供からお年寄りまで、幅広く楽しめます。手を使ってポンプを押したり、よじ登ったり、ちょっと体を使って遊ぶ感じのアトラクションも多く、クリエイティブな感じがしました。

水がかかるアトラクションもいくつかあるので、天気の良い日がお勧めです。(全身ドライヤーの設備もありました)

今なら割と空いているので、乗り物も乗り放題ですね。

レゴだけあって、園内のあらゆるところにレゴで作られた大がかりなオブジェがあって、そのクォリティに感動します。
また、休憩所や待つ所などにレゴのブロックで遊べるようなスペースがあり、レゴ好きな子なら一日中楽しめるでしょう。

スプラッシュ・バトルは、船と岸とで水鉄砲を撃ち合います
スプラッシュ・バトルは、船と岸とで水鉄砲を撃ち合います

城門の傍らで昼寝をする兵隊像
城門の傍らで昼寝をする兵隊像

サブマリン・アドベンチャーは本物の潜水艦に乗っている気分に
サブマリン・アドベンチャーは本物の潜水艦に乗っている気分に

本物のサメやエイが泳いでいました
本物のサメやエイが泳いでいました

キャット・クラウド・バスターズは、 ロープを引っ張ると上に上がります。

レゴのブロックで遊ぶコーナーがあちこちにありました
レゴのブロックで遊ぶコーナーがあちこちにありました

レゴで作られた日本国内の名所のジオラマ
レゴで作られた日本国内の名所のジオラマ

レゴでできたラクダや遺跡
レゴでできたラクダや遺跡

4月からホテルや水族館もオープンしています。
4月からホテルや水族館もオープンしています。

レゴランドの外にあるメイカーズピアには、食品サンプル工房や、ロボ工房、ガラス工房、オリジナルスタンプが作れるシャチポンや、和傘屋、海老せん屋、おいしそうな食べ物やさんがいろいろあって、またゆっくり行ってみたいと思いました。

サンプル工房
サンプル工房

毎月28日は、東別院周辺の朝市へ

毎月28日に東別院で「てづくり朝市」が開催されるようになって、今ではたいへん多くの人を集めるようになりました。
近年では、それに連動して、東別院近辺の寺町で様々なマーケットが開かれるようになりました。
歴史ある街並み自体も風情があって面白いので、ぐるっと回ってみるといいですよ。
朝市の開催に合わせ、地元ガイドによる「まちめぐりガイドツアー」も予約不要で参加できます。

詳しくはなごや寺町まちづくり協議会のホームページで
http://nagoya-teramachi.net/

尾州毛織物産地を巡る

大ナゴヤツアーズに、全国生産量の80%を占める毛織物の産地を巡るツアーがあります。
世界のトップブランドの製品の生地を作っている企業を見学。
身近にこんなすごい工場があったのかと驚きます。
最後に行く、日本中の生地サンプルが10万点以上揃っていて触れることもできる「マテリアルセンター」のサンプル室は圧巻です。

http://dai-nagoyatours.jp/article/1808.html

大ナゴヤツアーズが面白い!

名古屋のまちを中心とした東海エリアのまちの魅力を「体験」「学び」「見学」「まち歩き」などを通して楽しめる、「大ナゴヤツアーズ」が面白いです。遠くではなく、日帰りで行ける場所で、スペシャルな案内ガイドによる、体験プログラムツアーです。

料亭の若女将から酒蔵の蔵元、伝統工芸の職人、趣味を極めた達人など、バラエティ豊かなガイドさんが、まち歩きや体験を案内してくれます。現地集合なので、料金もお手軽。普段なかなか気が付かなかったこと、体験できないツアーが、毎月たくさん用意されています。
一度ホームページを見てみると楽しいですよ。

http://dai-nagoyatours.jp/

やっとかめ文化祭2017募集開始

名古屋の街を舞台にした「芸どころ・旅どころ・なごや」の祭典、2017年の「やっとかめ文化祭」の募集がスタートしました。
伝統芸能のストリートライブや、格式ある料亭でのお座敷遊びや芸能鑑賞、歴史や伝統文化を楽しく学べる「まちなか寺子屋」、名古屋の魅力を歩いて再発見する「まち歩きなごや」などなど、様々なイベントが繰り広げられます。普段行けないような場所に入れたり、体験できないようなことが体験できたり、見慣れた所でも、知らなかった歴史が聞けたりといろいろな発見ができます。高須克弥(医学博士)と荒俣宏(博物学者、小説家)による対談「尾張博物学と名古屋の力」など、今年も目が離せません。
お申し込みはお早めに!

名古屋やっとかめ文化祭 公式ホームページ

「ものづくり文化再発見!ウォーキング」 今回は常滑エリア

日本の近代産業の発展を支えてきた多くの産業文化財や、製品づくりの現場など街に点在するものづくり文化に触れて愉しみながら歩く「ものづくり文化再発見!ウォーキング」が、今回は常滑エリアで開催されます。
常滑は愛知が誇るやきものの産地。土管や陶器の瓶が埋め込まれた道やレンガ造りの煙突などが町の風景にとけこんでいます。一方で、海に近いりんくうエリアでは大型商業施設が進出し、なつかしさと新しさが共存。産業遺産から現代のものづくりまで体感できるコースです。
立ち寄りスポットは以下のようです。主要なスポットでは専門家が説明してくれます。

1.名鉄「常滑」駅(スタート)
2.常滑焼と陶芸体験 まるふく
3.とこなめ陶の森
4.常滑焼ヤマタネ
5.INAXライブミュージアム
6.陶彫のある商店街
7.渡辺章製陶所
8.登窯(陶榮窯)
9.登窯広場展示工房館
10.廻船問屋瀧田家
11.土管坂
12.グラス ワークス・楽
13.角山陶苑
14.常滑市陶磁器会館
15.にざまつ 散歩道店
16.大蔵餅 本店
17.めんたいパークとこなめ
18.イオンモール常滑(ゴール)

約9km約3時間(徒歩部分)のコースです。
申込期限は一応 2017年6月9日(金)になっていますが、当日参加もOKです。
※参加キャンセルや、当日遅刻の場合のご連絡は不要です

いちのみや産業観光推奨コース

一宮市の商工会議所が「いちのみや産業観光推奨コース」 を作成したそうです。

一宮の歴史に培われた産業遺産や文化遺産、また今もなお一宮市に息づいているテキスタイル産業等を新たな観光資源として捉え、 それらについて他の地域資源とともに、新たな発想や手法による訴求力の高いプロモーションを調査研究して作ったものだとか。
これまでの観光案内のように名所旧跡ばかりの紹介ではなく、工場の見学や、映画のロケ地巡り、御朱集めなどのテーマがあったり、お勧めの飲食店なども掲載され、楽しめるコースになっています。
工場見学などは、事前予約や、ある程度の人数が必要な場所もあるので、誰でもすぐにこのコースを行けるわけではありませんが、写真もきれいですし、だいたいの地図や歩く時間も載っているので、参考になります。

一宮市観光協会HPより
http://138ss.com/new_news/sangyokanko/index.html

長浜盆梅パスポート2017がお得です

滋賀県長浜市は、羽柴秀吉が開いた城下町で、江戸時代には北国街道の宿場として栄え、現在はその町並みを活かして黒壁スクエアを中心としたショップや工房、郷土料理が楽しめるお店ができ、また史跡や日本庭園などの見どころも満載の人気の観光地です。長浜駅から徒歩圏内でいろいろ見て回れるのも、まち歩きにはお勧めのポイントです。
名古屋から在来線を乗り継いでも1時間半ぐらいで行けるので、休日にふと思い立っても行けるところが便利ですね。

町の大きなイベントとしては、冬に明治の和風建築の慶雲館で開かれる盆梅展と、ユネスコ無形文化遺産にも登録された春の長浜曳山まつりでしょうか。

盆梅展の頃に発行される長浜盆梅パスポートは、1,000円で、「長浜盆梅展」と、指定観光スポット14施設から4施設を選んで入館できます。曳山博物館と海洋堂フィギュアミュージアム黒壁と、ヤンマーミュージアムを回ると、入館料は2,000円になりますからとてもお得です。また、割引特典スポットと特典・割引があるお店では、飲食・入館料等の割引や粗品のプレゼントもあります。平成29年(2017)の期間は1月7日(土)~平成29年3月13日(月)までです。

「早春淡墨桜浪漫ウオーク」、エントリー始まってます!

今年もエントリーの時期がやってきました。
愛知県一宮市から岐阜県本巣市にある淡墨公園まで60kmを歩く「早春淡墨桜浪漫ウオーク」。
2017年の開催は、3月18日、19日です。

根尾村に残されていた古代秘史「真清探当証」に、根尾村に隠れ住んでいた継体天皇が、大和に招かれて継体天皇として即位する際、真清田神社で献納を受けた桜木を手植えし、
「身の代と遺す桜は薄住よ 千代に其名を栄盛へ止むる」
という歌を詠んだと書かれていたことから、継体天皇が歩かれたであろう道をたどるというものです。

1日目は朝6時半ごろ一宮を出発し、午後6時30分までに根尾村の淡墨公園に到着。
2日目は樽見駅を出発し、根尾村の継体天皇ゆかりの史跡をまわって解散となります。
出発地点は他にも用意されていて、38キロ、28キロ、18キロ、13キロ、5キロと体力に合わせて歩くことができ、
1日目だけ、2日目だけの参加もできます。当日申し込みもあります。
事前申し込みの締め切りは、2月27日

詳しくは、ホームページで
http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/68168?utm_source=internal&utm_medium=series&utm_campaign=sr354

節分です。(今年の恵方は北北西)

もうすぐ立春。節分ですね。
ここ尾張地方では、尾張四観音といって、あま市にある甚目寺観音、名古屋市南区にある笠寺観音、中川区にある荒子観音、守山区にある龍泉寺観音の4つの寺院が、江戸時代のはじめに名古屋城の地鎮として定められ、節分の日には、その年の「恵方」にあたる観音が、「恵方参り」と称して福をもとめる参拝者で大いににぎわいます。
2017年は、北北西が恵方で、甚目寺観音がこれにあたります。

甚目寺観音
愛知県あま市甚目寺東門前24
名鉄津島線「甚目寺駅」下車、西へ300m徒歩5分 (節分の日は交通規制があるので、公共交通機関の利用をお勧めします。)
詳しくは甚目寺ホームページで http://jimokuji.or.jp/

他の四観音は、
笠寺観音 名古屋市南区笠寺上新町83
荒子観音 名古屋市中川区荒子町宮窓137
竜泉寺観音 名古屋市守山区竜泉寺1-902

大須観音 名古屋市中区大須2-21-47

他にも各地で、様々なゲストを迎えて豆まきが行われます。
成田山萬福院(名古屋市中区栄5丁目26番地24号)には、
レスリング リオ五輪金メダリスト 登坂絵莉選手、土性沙羅選手、栄和人監督、そしてBOYS AND MENの田村侑久さんと辻本達規さん、
一宮の真清田神社(一宮市真清田1丁目2−1)には、フィギュアスケートの鈴木明子さんが来られるそうです。

あいち銭湯祭り 2016

10月1日土曜日から10日月曜日の間に、組合加盟の銭湯に通ってスタンプを3つ集めると、豪華景品が当たる抽選に1回応募できます。
お一人様何回でもOK、同じ銭湯でもOKということで、スタンプをたくさん集めて豪華景品をゲットしましょう!

銭湯の場所は愛知県公衆浴場組合のホームページにある銭湯MAPで確認できます。
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愛知県公衆浴場組合
https://aichi1010.jp/

もう一つお薦めは名古屋銭湯女子部の公式ブログ
銭湯配置につけ!
http://blogs.yahoo.co.jp/nao104to3ko
メンバーが行った銭湯の感想や写真がたくさん載っていて、とても参考になります。